windows環境にゼロからRuby環境をセットアップ する話その3
ちまちま調べながら、実験したものが形になってきたのでGitHubにて公開してみました。
rdt-win https://github.com/mibros/rdt-win
概要としては、 RubyとdevkitとAtomとGitのインストールをChocolateyを使って自動化するバッチです。Chocolateyはwindowsのソフトをコマンドラインからインストール、削除できるパッケージ管理ツールです。rdt-winの肝はこのツールにあります。 AtomはGitHubが作ったテキストエディタです。 前のエントリではSublimeText推しだったんですが、Atomだとプラグインをコマンドラインから一括インストールできる仕組みがあって、今回の目的にうまいことハマったんでこっちにしました。エディタとしての評価はあんまりできてないですが、Rubyを勉強する目的としては十分な機能を備えていると思います。
で、rdt-winの使い方はこんな感じです。
1.まずは、以下のURLからzipファイル一式をダウンロードして解凍します。 https://github.com/mibros/rdt-win/archive/master.zip
場所はどこでもいいですが、日本語フォルダとか嫌な予感がしないでもないので、そこは避けておくと無難だと思います。
2.コマンドプロンプトを起動し、解凍したフォルダに移動します。 c:\に解凍した場合、
c:\> cd rdt-win-master
3.Chocolateyのインストールバッチを実行します。
installChocolatey.cmd
勝手にインストールが始まるので終わるまで待ちます。
4.次にChocolatey経由でRubyプログラミングに必要なソフトをインストールします。 ※上で使ってたコマンドプロンプトを1回閉じて新しくコマンドプロンプトを立ち 上げてください。そうするとChocolateyが使用できるようになります。
インストールバッチを起動します。
c:\> cd rdt-win-master choco-install-ruby.cmd
これまた勝手にインストールが始まるので、終わるまで待ちます。
5.最後にテキストエディタAtomにもプラグインをインストールします。 ※ここでも、上で使ってたコマンドプロンプトを1回閉じて新しくコマンドプロンプトを立ち上げてください。そうするとAtomとAtomのパッケージ管理コマンドが使用できるようになります。
c:\> cd rdt-win-master atom-install-packages.cmd
これまた勝手にインストールが始まるので、終わるまで待ちます。
コマンドプロンプトにatomと入力すると、atomが起動します。 WindowsのスタートメニューにGitHub,incというのが追加されているはずなので、普通にそちらから起動しても大丈夫です。
atom
何かRubyのプログラムを書き、Alt+Rを押すとエディタ右側に、Rubyプログラムの実行結果が表示されれば、セットアップ完了です。
ていう説明をGitHubのREADME.mdにも書いておきますが、もう眠い・・。 おやすみなさい。
みぶ氏はRubyを応援しています。